大きくなるとSecret Santaが楽しみとなる。クラス全員の名前を書いた紙を引いて誰かのサンタになる。プレゼントをもらう日までは、時々「私があなたのサンタよ・・・」なんて正体を悟られないように新聞の活字を貼り付けた、一見脅迫状みたいな手紙が来たりして、「いったい私のサンタは誰なのぉ」 とパーティの日までヤキモキしながら待つ。これは子供のゲームかと思っていたら、なんと夫の職場でもやっている。しかもプレゼントは5ポンド程度(900〜1000円)と金額まで一緒。
マーケットではMulled Wine(マルドワイン)というホット・ワインが大鍋で沸々と湯気をたて、辺りはオレンジとスパイスのいい香りがただよう。買い物袋を下げた人々が冷え切った体を温めるために、一杯買い求める。街頭では聖歌隊がクリスマスキャロルを歌い、寄付を集めて病院や福祉関係の団体に寄付するのも慣わしだし、子供たちが小さなプレゼントを持って老人ホームへ慰問に出掛けることもあれば、学校劇に招待してお茶をもてなしたり、この季節はみんながやさしくなる。
イブの夜はプレゼントをもってはるばるやってくるサンタさんのために、ミンス・パイ(ドライフルーツのパイ)、トナカイ君たちにはニンジンを用意して、よい子はベッドに入る。
イギリスでは25日の昼がクリスマス・ディナーで、家族そろってお祝いする。この日は全てが休みで交通機関も止まってしまう。朝にターキーをオーブンにほおりこんだら、教会へ。帰ってくるころには美味しく焼けているという寸法だ。この時期の付け合せは芽キャベツとニンジンと白いニンジンみたいなParsnip。